入院中の患者さんとの出会いから勇気をもらった
皆さんに本当に感謝している。ありがとう。
私は、脳梗塞の患者がメインの整形患者が数名いる
リハビリステーションに入院しリハビリを行っていた。
脳梗塞の患者さんは、左側が麻痺したり、右側が麻痺する。
手や顔もマヒしており、動かしにくいため、リハビリを行っている。
高齢者が多いが、私のように若い患者さんも数名おり、皆さんに仲良くしてもらった。
患者さんから生きる指針を得た。
その人は、80代。
手は動かすことができる。
ただ、歩くことがまだ難しい為、車いすにのっていらした。
戦争経験者で、空襲で、母親を5歳くらいの時に亡くしていらした。
小さかったため、知らない赤ちゃんをそ育てている女性の手をつかんで、ついていき、
一緒に赤ちゃんを育てるのを手伝いながら、生き延びたそう。
父親は、その後見つかったそう。
彼女は、子育て中のある日、突然、目が見えにくくなったそうなのだが、それでも、
子育てをしっかりされてきた、優しいおばあちゃんだった。
「できることをやればいいんだよ、無理はしちゃいけないよ」
「子供は宝」「自分は親がいなかったけれど、すべては子供から学べるよ」
「人の子供も愛して一緒に育ててあげたらいいんだよ」と私に伝えてくれた。
「子育て中を楽しんで過ごしてね」と。
私にもできる!希望を得ることができた。
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