アトピー&うつ病&交通事故大腿骨骨折と靱帯断絶から完全復活

10代はアトピー20代はうつ病完治。現在子育て中、交通事故で右足大腿骨骨折と靱帯断絶リハビリ中でも明るく幸せに生きられるようになりました。皆さんの役に立ちたいです。

Nさんとの最初の出会い、のど自慢大会?

入院中には、本当に多くの人との出会いがあり、励まされ、元気づけられた。


入院してすぐの、急性期病棟。
70代後半のNおばあちゃんとの出会い。
私は、足の痛みで、その頃は、動けず、ただただ、横になって痛みに耐えていた頃。


のちのち、私の助けてという声が頭の中に聞こえたからどうしても、助けたいと思ったと言っていた。
私は、実際は、助けてとは言っていないのだが、目の前のベッドにいただけ。
私が、まだ寝たきりの状態の頃は、車いすで、お茶を持ってきてくれたり。
Nさんは、大腿骨骨折だがかなり大きく骨折していることと、肋骨も骨折していた。
私より2か月早く入院していた。


私に、Nさん。階段から落ちたそう。
「レントゲン写真見せ合いっこしようよー。ほら、私の右足の骨折ひどいでしょ。
ばりばり、割れて、それで、大きな包丁のようなものを足に入れたんだよ!
ほら、みてごらん。骨が折れて、足の長さも変わった。左足鍛えないといけない。
おそらく、何年も、時間はかかるけれど、治る!なまけちゃいかんよ。」
左足だけの深いスクワットを見せてくれた。


70代後半にして奇跡の身体能力。
Nさんを見ていると、つらくなってる場合じゃないという気になる。
リハビリ頑張って、人間の自然治癒力で治るらしいという気になってくる。


15年前にも階段から落ちで、けがをしてリハビリ経験があり、そのとき6か月の入院のところ、3か月入院で、仕事にも復帰した経験があるそう。
入院病棟なのに、Nさんの話声で6人部屋が、居酒屋のように明るくなる。


ある日は、一人の患者さんが、急に夕焼け小焼けを歌いだした。
高齢者や、精神的な病の患者さんも多い為、そんなことは日常茶飯事。
そしたら、本当に、終わった後で、カネが1回なった。
多分、たまたま照明器具にぶつかった音だろう。


「のど自慢、カネ1回でした。ありがとうございました。」とNさん。
みんなで大爆笑。
痛みのなかで、耐えてる私も、これには笑ってしまった。